学校長あいさつ

 
土浦市立真鍋小学校長
      佐野 隆之  
 新年度は,新しい出会いによって始まります。『人の一生は出会いを通して,心を養い,考えを深め,生きる力を探る』と言われています。このことを私たちは,心に焼き付けて努力していきたいと思います。そして,教師と子どもたちと保護者の皆さんとが,「お互いによい出会い」でありたいと願っています。
 歴史と伝統をもつ本校の教育の歩みは,教育的価値の高いすばらしいものであります。子どもにとっても「一つ一つの活動が貴重な経験であり,体験である。」ということを認識し,人ばかりでなく教育活動とも新鮮な,よき出会いになるよう,創意工夫し,日々新たな気持ちで仕事に当たってまいります。
 ご進級,ご入学おめでとうございます。
 平成25年度がスタートしました。きれいに咲き出した桜の木の下で,4月8日の始業式,4月9日の入学式を終え,真鍋小学校児童862名が元気に学校で生活を始めています。学校のリーダーとなった6年生は,入学式の準備や後片付けを一生懸命やってくれました。集団登校でも縦割り班活動でもいろいろな約束についてわかりやすく教えてくれています。たくましさとやさしさのあるすばらしい最高学年です。さて、今年度も大規模校の良さである組織力(チーム力)を生かし、子ども一人一人を多くの目で見守っていきます。個性を伸ばし、躾けるべき所は躾け、思いやりが漂う学校、元気で楽しい学校を目指し、努力したいと思います。
 子どもを育てる,ということは,学校のみでは限界があります。学校,家庭,地域社会との連携が大切です。互いのもつ教育力を発揮しつつ,協力し合い,教育に当たりたいと思いますので,よろしくお願い致します。