土浦小学校近くの寺社(1) 等覚寺
地域自慢 等覚寺 (関東で現存する最も古い銅鐘)
土浦小学校の周辺には,たくさんのお寺があります。小学校から南へ徒歩約10分のところには等覚寺(とうかくじ)があります。等覚寺の創建は建仁年間(1201〜04)と伝えられています。当初は極楽寺と呼ばれて藤沢城内にあり,小田城(現つくば市)主の小田氏に守られ,お寺も隆盛します。戦国時代になると度重なる戦禍を受け、お堂も焼失してしまいました。江戸時代に入ると土浦藩主松平氏から信仰を受け,慶長5年(1605)に土浦城内に移されて寺名も等覚寺と変更しました。元和8年(1622)には2代将軍徳川秀忠も当寺に訪れます。寺宝である銅鐘(常陸三古鐘の一つ)は鎌倉時代(建永元年の銘、年代が明確なものでは関東では最も古い。)に寄進されたもので,江戸時代は土浦城にありました。明治17年(1884)に等覚寺に返却され,現在は国指定重要文化財に指定されています。
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